登山の準備
ここでは登山をする上で知っておいた方が便利なこと(知識、装備、ルール、マナーなど)をご紹介します。これから登山を始める方やさらにステップアップしたい方は是非参考にして下さい。
1.登山で知っておくべき数字
・標高100mごとに気温は-0.6℃下がる
(例)標高500m 15℃⇒標高2,000m 6℃
・風速1m/sごとに体感温度は-1℃下がる
(例)風速2m/s 15℃⇒風速10m/s 7℃
・登山における必要な水分量の目安
体重(kg)×行動時間(h)×5(㎖)
(例)体重60kg、行動時間10hの場合⇒3リットル
2.登山中のレイヤリング
・重ね着が基本
登山の行動中、休憩中、天候の変化に対応するためベース、ミドル、アウターを基本として重ね着の用意をする必要があります。ベースは速乾性のある素材(ウール、メリノウール)、ミドルは保温性と透湿性(フリースなど)、アウター(ハードシェル)は防雨防風性と透湿性のある素材が良いです。ポイントは体温調整ができるように汗を逃がすことができる、寒さを防ぐことができることが基本です。
・レインウェア
急な天候悪化、雨だけでなく防風効果のあるレインウェアは必ず持参しましょう。アウターとしても機能します。素材はGORE-TEXのような防雨性と透湿性のある素材が良いです。
・ダウンジャケット
主に休憩中に使用します。夏場でも標高の高い場所は予想以上に冷え込みます。テント、山小屋などでも一枚あると活躍します。
・下着、靴下、タオル
予備を必ず持参しましょう。濡れたまま放置すると凍傷の原因になったりします。登山中、体は常に乾いている状態を維持して下さい。
3.登山の装備
・ザック
およそ山行目的の目安として
日帰り:20~30リットル
小屋泊:30~50リットル
テント泊:60リットル以上
初めて購入を考えている方は大は小を兼ねるので40リットル前後のザックをオススメします
・登山靴
靴が合わないと靴擦れなどが発生して最悪歩けない状態になります。登山靴だけは自分にあったものを選べるように登山専門店でスタッフに聞きながら購入することをオススメします。
・その他 装備
リンクを貼りましたので装備品リストをチェックしましょう!
登山をする上で決められたルールがあります。安全に楽しく登山をする上で必要なことですので覚えておきましょう!
4.登山のルールとマナー
・声かけ、挨拶をする
登山中に他人とすれ違う時や追い越し、追い越され時には挨拶をするのが基本です。「こんにちは」と元気よく声かけしましょう。これは相手の存在確認でもあります。遭難した時の手がかりになったりもしますので、他人でも積極的に挨拶をしましょう。
・道をゆずる時は登りの人を優先する
原則として下りの人が立ち止まって登りの人を優先的に通します。但し、相手が事情があって道をゆずってくれる場合はそれに従いましょう。また大人数で登山をする場合は迷惑が掛からないように登山客がいないか前後注意して確認しましょう。尚、立ち止まって道を通す際は必ず山側に立つようにして下さい。谷側に立つと接触した時に滑落の危険性があります。
・落石に注意
岩稜帯や急登など小石が多く存在する場所で発生しやすいです。直径5cmの小石クラスでも10m落下したものがヒットすれば死ぬ可能性もあります。落石は落ちてくるリスクと落とすリスクがあります。特に自分が落とさないように細心の注意を払って登山道を歩いて下さい。また落としたこと、落ちてくることが分かった時点で大きい声で「ラーク!(岩)」、「落石!」と叫んで周囲に注意を促しましょう!
・ペイントの〇と✖
岩稜帯で黄色ペイントされたマーカーを見かける機会があると思います。これは暴風で視界不良になった時でも目立つペイントで行く方向を知らしめる役割を持っています。〇が進むべき方向で✖が進んではいけない方向です。特に✖の先が崖になっていたり非常に危険なので絶対に進まないようにして下さい。
・レスキュー番号
最近多くのの山稜で導入され始めた標識番号です。救助隊が番号位置を全て把握しているため、遭難時や救助は必要な場合に近くのレスキュー番号を言えばすぐ救助に行ける仕組みとなっています。
*但し電波の届く場所でなと連絡は取れません